悪いことが起きるとすぐに自分のせいにしてしまう理由は、コレかも

「バウンダリー」
「心の境界線」

という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

アダルトチルドレンの中には、この「心の境界線」問題を
抱えている方が少なからずいらっしゃいます。

他者との間には、適切な心の距離というものがあります。

自分と他者、双方にとって心地よい距離を探りながら、
私たちは日々生活しています。

この距離は遠すぎるとよそよそしかったり、
孤独を覚えたりしますし、

近すぎると息苦しくなり、馴れ馴れしいなと
感じることが多くなり、

どんどん相手に侵入されてしまいます。
そして支配されます。

まず、近すぎる場合について考えて見ましょう。

アダルトチルドレンに多く見られるのは、
親が子供の心の境界線を無視し、
子供の心の中にガンガン侵入してしまっているケースです。

親子とはいえ他人ですから、本来であれば
子供が何を感じ、思うかはその子の自由です。

でも、アダルトチルドレンの親は子供を
自分の思い通りに動かしたいという
気持ちが強いです(無意識の場合も多々あり)。

たとえば、ある子供が「うれしい」と感じていたとします。
でも、その子のお母さんは何かつらいことがあり、
とても苦しい気持ちでいたとします。

そして、

「親が苦しんでいるのに、『うれしい』と感じるとは何事?」

というメッセージを(無意識に)発したりして、子供の心を
コントロールしようとします。

余談ですが、お母さんもパートナーや周囲に助けを求められず、

「この子だけは自分の気持ちをわかってくれると思っていたのに…」

と感じていたりすることが多いです。

こういう目にずっと遭い続けると、子供は自分の感情が分からなくなり、

・『うれしい』と感じてはいけない、と幸せから遠ざかる

・『うれしい』と思ったのはきっと気のせいだと自分に言い聞かせ、
自分の感情が分からなくなっていく

・「自分がうれしいと、お母さんが苦しむことになる」という罪悪感をもつ

というふうになります。

親が苦しんでいたとしても、それは今子供が感じている
うれしさとはまったく別問題です。

ですが、子供は次第に自分の幸せを後回しにして、

「苦しんでいる人は助けなければいけない」

と思うようになったりします。

そして、大人になっても、

・なぜか他人の苦労までしょいこんでしまう

・必要以上に相手に尽くしてしまう

・自分の気持ちが自分で分からない

・なんとなく幸せになってはいけないような気がする

・誰かが怒られているのを見ると、自分も怒られているような気になる

・怒っている人、つらそうな人を見ただけで、なぜか
「自分のせいかも」「自分が何か悪いことをしたのかも」と
思ってしまう

といった気持ちを抱えがちになります。

これが、心の距離が近すぎる場合の弊害です。

次は、心の距離が遠すぎる場合の問題を見てみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です